【施術内容】~メカニカル・リンク~
オステオパシーの中には多くの診断方法や手技があります。その中で当院が使用している検査・診断・治療方法はメカニカルリンクオステオパシー(以下:メカニカル・リンク)というものです。
この手技に関してはフランスのオステオパスであるポール・ショフール先生が研究・開発された手技です。
私は実際にこの先生より直接、このメカニカル・リンクを教えていただき習得しています。
これはメカニカル・リンクの全セクションの修了証です。
メカニカル・リンクは、脊柱(背骨)・骨盤帯・胸郭・四肢(手足)の関節・骨内力線・骨膜・神経・内臓・血管系・頭蓋・皮膚を含む400箇所に及ぶ触診検査を実施し、体のどこに問題があるのかを特定していきます。
その検査では、結合組織である『膜』の固着など(機能障害)の有無を検査します。
そして検査で特定された問題部位(主要病変)に対してピンポイントに『リコイル』と呼ばれる極めてソフトで、乳児から高齢者、妊婦にまで使える安全で無痛の特殊手技にて調整(ボキボキ鳴らさない矯正)を施し治療を行います。
そうすることで、全身のバランスを整え滞りなく身体各部を機能させ、自然治癒力を高めて症状の根本治療を目指す方法です。
これは、メカニカル・リンクの教科書です。
説明の続きに戻りますが、当院で治療の際に使用するリコイルですが、これは非常に理解するのは難しいのですがザックリと説明します。
体には結合組織が伸ばされたり縮んだりした時に、それを感じ取り傷めないように調整をしている機能があります。
その機能を担っているのが固有受容器と呼ばれるものです。
根本原因を400箇所から見つけ出した後、その主要病変部の固有受容器に対して『リコイル』で正しい方向の情報を伝えることで、体自身に本来あるべき場所へ組織のバランスを整えさせることで自然と矯正します。
【施術順序】