産後の痛みや体調不良は骨盤の問題以外も診る必要があります。

出産時の身体へのダメージと、出産後の育児へのストレスは、皆さんが想像してしている以上です。

出産後によく聞く症状は以下のようなものがあります

・腰痛

・頭痛

・種々の関節痛

・不眠

・尿漏れ

などの訴えを非常によく聞きます。

このように多くの症状が出るのは、出産時の外傷と出産後の精神的ストレス、ホルモンバランスの崩れが幾重にも重なることが要因です。

妊娠中から出産時、出産後と、女性の身体は大きな環境の変化に対応し続けなくてはならず、非常にデリケートな状態です。

そのため、当院の出産後の女性に対するトリートメント(治療)は、特に繊細に行っています。

実際に行う治療は、他の腰痛や頭痛の方と同様に全身のバランスを整えることを初めに行います。

そこ後、出産時にダメージを大きく受けている骨盤内臓器、骨盤底筋群(骨盤隔膜)、骨盤(仙骨)と連動している頭蓋の調整を追加して、より詳細なトリートメントを行っていきます。

全身のバランスが整えば、妊娠中に腹圧の上昇により制限を受けていた動脈も解放され、循環が滞りなく行われるため、ホルモンの分泌も改善し種々の症状も改善に向かっていきます。

当院では、マタニティ整体だけではなく、このように出産後の体調不良で育児にストレスを感じている女性を、少しでも癒すことができれば、良い育児に繋がり元気で健やかなお子さんに育ってくれると願って治療に臨んでいます。

 

 

 

←こちらをクリック　　

 

 

 

Osteopathy RAISE

八島　広明